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【mana整骨院メディセル】筋膜とは

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2023/04/19

筋膜リリースとは?

筋膜の役割

筋膜とは

 

「筋膜リリース」という言葉を耳にすることが以前より増えてきました。

アスリートが取り入れることで話題になっています。筋膜をリリースするとはどういうことなのか、解説していきたいと思います。

 

筋膜とは筋肉を包む膜のことで、全身をボディスーツのように張り巡らせています。筋膜は結合組織と呼ばれ、他の組織同士を結合させる役割を持ちます。

 

筋肉だけではなく、血管、神経、心臓、内臓、脳などの臓器を、身体の形状を保つように覆っていることから、第二の骨格ともいわれています。

過去の偉人たちが初めて人体を解剖した際に、もしもメスを使わずに皮膚が溶ける薬剤で解剖をしていたら、筋膜という組織が体を支える一番重要な部位として認識されていたかもしれない、という説もあります。

筋膜の構成と役割

 

筋膜はコラーゲン繊維やエラスチン繊維というタンパク質からできています。コラーゲン繊維は強く伸縮性が少ない繊維で、形態を維持します。エラスチン繊維は対照的で、ゴムのような伸縮性があり伸びても収縮して元に戻ります。そのため伸び縮みの動きに柔軟に対応することができます。

 

筋膜には3つの役割があるといわれています。

①姿勢の維持

筋膜は関節を超えて全身のネットワークを作るため、その張力によって姿勢を保持します

②力の伝達

動きでは多くの筋肉が動員されますが、スムーズに動くためには関節を超えて辛がる筋膜が重要になります

③感覚のフィードバック

筋膜の中には感覚を脳に伝える固有感覚受容器という神経が豊富に含まれています。 そのため「痛い」などの感覚が筋膜に伝わり、脳にフィードバックされます

 

筋膜は2つの繊維から網目状の構造をしており、身体の動きに合わせて伸びたり縮んだりを繰り返して行い、筋肉が動いやすいように滑走させます。

偏った姿勢や、片側にばかりの負担、疲労回復が追いつかず傾いた身体など、アンバランスな状態が続いていると、筋膜が「伸びた状態の場所」と「縮んだ状態の場所」が生まれます。

 

筋膜が縮んで固まってしまった場所は「筋膜の癒着」と呼ばれ癒着部位は滑走性がなくなり動きが悪くなるので、関節の動きにくさに繋がります。

関節の可動域が狭くなると怪我に繋がり、癒着部は酷くなると皮膚の上から触ってもわかるほどの硬さとなります。

 

この筋膜が縮み固まってしまった癒着部位の動きを改善して、滑走性を上げて筋膜を元の良い状態に戻すことを筋膜リリースといいます。次回は筋膜リリースの具体的な方法についてお伝えします。

 

 

 

 

 

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