「寒暖差アレルギー」聞いたことありますか?
2021/09/04
「寒暖差アレルギー」って何?
おはようございます☺百合丘mana整骨院です❣
パラリンピックでも毎日メダルのニュースがあって嬉しいですね🥇🥈🥉
見ているとこちらもエネルギーを貰えます(*^▽^*)
雨が多いですが涼しくて過ごしやすい日々が続いていますね☔
火曜日頃からまた暑くなる予報が出ています。
三寒四温とは言いますが、このような寒暖差が大きい季節の変わり目
くしゃみや鼻水が出てくること、ありませんか?
もしかしたら「寒暖差アレルギー」かもしれません。
「寒暖差アレルギー」耳馴染みのない単語ですよね。
一体どういったアレルギーなのでしょうか。
「寒暖差アレルギー」とは❓
名前の通り、寒暖差が7度以上ある時に症状が現れやすいものです。
医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、非アレルギー性鼻炎に分類される為、アレルギー検査をしても原因物質が分かりません。
症状は❓
サラサラした鼻水、ムズムズとした鼻づまり、一時的に連続したくしゃみが出る、などの鼻症状。
時々体のだるさを感じる事もあります。
原因は❓
原因はまだ明らかにされていませんが、一因として自律神経のバランスが関係していると考えられています。
急な温度差によって、自律神経の働きが乱れ、鼻粘膜の血管が過剰に反応する為と考えられています。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、臓器や血管に対して正反対の影響を及ぼしています。
交感神経が優位になると血管が収縮し、血圧を上昇させますが、副交感神経が優位になると血管が拡張し、血圧の低下をもたらします。
また、心拍数も交感神経が優位になると増加しますが、副交感神経が優位になると減少します。
このように、体内の環境は自律神経のバランスによって適切に保たれており、鼻の粘膜にある血管の収縮や拡張も自律神経によって通常はコントロールされています。
発症しやすい人は❓
30~40代の女性が発症しやすいという研究結果があります。
精神的、身体的ストレスで自律神経が乱れる為、ストレス過多な生活をしている方も発症しやすいです。
また、元々アレルギー性鼻炎の方も発症しやすいです。
風邪や花粉症、新型コロナウィルス感染症との見分け方は❓
風邪は鼻症状の他にも発熱、喉の痛み、咳や痰を伴うことが多く、1~2週間で治ることが一般的です。
花粉症は目のかゆみを伴う場合もありますし、アレルギー性のものなので検査をすれば原因物質が明確になります。
新型コロナウィルスとの見分け方は難しく、自治体の相談窓口やかかりつけ医に電話で相談の上、新型コロナの検査を受ける事が必要です。
予防法は❓
温度差をなるべく受けない様に、気温に合った服装をして調整することで予防が出来ます。
外出時などはさっと羽織れる衣類を持ち歩くなど、身につけるものを工夫しましょう。
寒い屋外を出歩く時は、首元をスカーフやマフラーなどで温めましょう。
首の皮膚表面近くには太い血管が通っているため、温めることで顔まわりの血流が促進されます。
皮膚表面近くの太い血管は手首や足首にも通っているので、手袋や靴下などでこの部分をしっかりガードするのもよいでしょう。
さらに効率よく血流を促進することができます。
また、温度差だけでなく、タバコの煙や排気ガス、香料などの化学物質、精神的なストレスなども自律神経のバランスを乱す要因となり、寒暖差アレルギーに影響するといわれています。
こうした刺激となる物質をできるだけ避ける、こまめなストレス解消を心がけるといったことも、寒暖差アレルギー対策につながります。
さらに、筋肉量が少ないと体内で産生される熱量が少なく、体温調整がしづらいため寒暖差に弱くなりやすいということも考えられます。
そこでぜひ行いたいのが運動です。適度な有酸素運動や筋トレは、筋肉を強化し、血流を促進するうえでとても有効です。
結果的に寒暖差アレルギーを予防する効果も期待できます。
新型コロナ感染症も怖いですし、予防を徹底して紛らわしい症状を回避したいですね!